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ホテル・ラヴィアンローズ

本日は高遠琉加さんの「ホテル・ラヴィアンローズ」です。

《あらすじ》
瀟洒なプチホテル「ホテル・ラヴィアンローズ」を舞台に、様々な人の人生が交差し・・・




お気に入り度★★★★

『青』
つぶれたホテル。廃墟となったそこに5年ぶりに訪れた久住の胸に、嘗ての思い出がよみがえる。

何の力も無かった高校時代。そこから抜け出したくてでも抜け出せなくてもがいていた久住に向かって言った滝口の一言。
「人を刺した」
2人で逃げ出した夏。
最後にたどり着いたのは「ホテル・ラヴィアンローズ」の青い部屋。

胸が切なくなるような青春のお話でした。
家では両親の離婚問題でもめ、学校ではあることで教師から脅迫され、卒業するまでの我慢だと思いながら、どうにもやりきれない思いを抱えていた久住。
父親の暴力に耐える滝口。
同級生でありながら何の接点も無かった2人が、偶然言葉を交わし肩を寄せ合うようになっていきます。
そして、ある日滝口が人を刺します。

ありふれたストーリーなんですが、2人が手に入れたつかの間の自由がもの凄く切なくて、ラストにはあるどんでん返しが用意されていました。

『赤』
「ホテル・ラヴィアンローズ」の赤の部屋には幽霊が出て、そこに泊まったカップルは別れると噂が流れる。
そんな中、毎週金曜日に赤の部屋に泊まる1人の青年に興味を持つフロント係。
過去に囚われ、前に進めない浅海が気になり、次第に心惹かれていく数樹は何とか彼の心を開こうとしますが・・・

前の青春とは違い、不倫とか心中とかウェットな話となってます。

浅海がかなり後ろ向きで少々ウザイ所もあるのですが、クールなはずの数樹が段々と熱くなっていくのが面白いです。

ここまでが雑誌掲載ぶんです。
雑誌に載った時に面白くって、ノベルズ化を待っていたのですが、やっとこうして一冊になりました。

『薔薇色の人生』
「ホテル・ラヴィアンローズ」が出来るまでのお話です。
少年の時の約束をずっと覚えていた健志と初恋の人をずっと待ち続けていた千尋。
13歳で別れて13年後に再会した恋人同士なんですが、わたし的に彼らは何故かオヤジに見えました。
この時は20代・30代でも彼らは共に白髪になるまで仲良く幸せに暮らしていたのではないでしょうか。
そう思わせる様な暖かなものを感じました。

本日の煽り文句
「じゃあ、ずっと一緒にいよう」
(全てのお話の最後にこう付け足したい)

2008/05/06 21:32 
高遠琉加*O型Comment(2)Trackback(1) | Top ▲

コメント

たまさん、こんばんは!

>浅海がかなり後ろ向きで少々ウザイ所もあるのですが
私もあまりの後ろ向き加減にイラッとしてしまいました(笑)
でも、意地のように過去にしがみついていた裏に、柏木に惹かれるこころがあったんだと分かったとき、なるほどー!と妙に納得してしまいました。

3作とも面白かったですね。
どの話も切なくて、思わず涙してしまいました。

TBさせていただきます。
それではまた!

No:418 2008/05/11 00:30 | にゃんこ #fwkSvwQ6URL編集 ]

にゃんこさん

過去に拘ることが罪の償いだと思いこんでいる浅海に、いっそ相手がもの凄くヘタレていても面白かったかな・・・なんてね(笑)

TBありがとうございます。

No:419 2008/05/11 10:15 | たま #52IR0TwYURL[ 編集 ]

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2008/05/11 | にゃんこのBL徒然日記 |

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