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魔術士の長い影(上)

本日は、斉城昌美さんの「魔術士の長い影(上)」です。

《あらすじ》
浜辺に一艘の船が着く所から物語は始まる。
船に乗っていたのは人として生まれ、神々によって育てられた1人の青年。
大神ジャハアトによって数奇な運命を与えられたアシュラウルの物語である。





お気に入り度★★★★    やおい度★★★

アリアット学院の院長バーラントの元にかつて共に暮らした精霊があることを告げる。
それは「神々の世継ぎが戻られた」という事だった。
神々が去られて遙かな時が流れ、世界は今だ混沌と戦に明け暮れている。
そんな大陸に、神々の世継ぎアシュラウルは流れ着いた。

さて、物語は唐突に始まります。
神々とは?世継ぎとは?小出しにされるアシュラウルの過去とは?
何もわからないままにお話は続いていきます。

かつて生まれた国での出来事に自分を責めるアシュラウルですが、精霊に導かれるまま船で大陸に到着します。
ここは育ての父である地の神ロア・スタン(翼ある狼)が治めそして去った世界。
世界を人にゆだね自らは遠い島にひっそりと暮らすロア・スタンですが、弟クウィル・ヴォルはそれを不服として自らの館「霧幻宮」に暮らしています。

生まれた国で心に深い傷を負ったアシュラウルをクウィル・ヴォルは霧幻宮に招き入れますが・・・ええ、クウィル・ヴォルの狙いはアシュラウルです(笑)
禁断の叔父・甥のラブ・・・っていうか、相手は神さまですしアシュラウルも半神なんで、ラブにはほど遠いです。

しばらく霧幻宮で疲れを癒したアシュラウルは下界へ降りていきます。
なれない下界で出会ったダナスターンはバーラントの甥であり、アシュラウルと会った彼は神々の世継ぎがアシュラウルであると見抜きます。

運命は否応なくアシュラウルを戦へとかり出します。
魔術士の帝国に狙われたニーヴァンの王子エルダーンと偶然出会ったアシュラウルは彼の軍師として迎えられます。
そして戦いの火ぶたが切って落とされ・・・で下巻に続くです。

ネオファンタジーブームの火付け役となった大陸書房。
倒産の報は寝耳に水でした。
子供向けのファンタジーではなくて、大人も楽しめるファンタジーを多数世に出してくれた貴重な出版社でした。
その中でもこの「アシュラウル・サガ」と「デルフィニア戦記」は特に大好きなシリーズです。

アシュラウルの素性は追々明かされますが、取りあえず基本的な事を。
長命族の公子として生まれたアシュラウルは大神ジャハアトにより生まれてすぐに地の神ロア・スタンの元に送られます。
赤子を見殺しに出来ず、妻ユラ・セトスの乳で育てられました。
やがてロア・スタンはアシュラウルを神々の後継者とします。
しかし、青年となったアシュラウルは再び大神ジャハアトにより生まれた国へと連れ去られます。

神の中にあっては人として交われない自分を感じ、人の中にあっては神として交われない半神の自分に苦悩する主人公です。

ダークファンタジーを少し軽くした感じですかね。

下巻へ続く。

2010/01/18 23:36 
斉城昌美Comment(0)Trackback(0) | Top ▲

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